管理には必須だろうと言う事で。Windows環境でGitは標準ではサポートしていないが、msysgit(Git for Windows)か、Cygwinのどちらかを使用する事でGitを使用する事ができるらしい。今回はmsysgitを使用してインストールから実用まで持って行く方法をメモってみる。
msysGit(Git for Windows)とCygwinの違い
Windwosで使用できるGitは、msysgitとCygwinの2種類が存在、両者の違いは以下となる。msysgit(Git for Windows)
Windowsの為のGit(だけの)ツール。手軽、シンプル、軽い、git-svn(Subversion)やgit-instaweb(ブラウザ閲覧)は使えない。Cygwin
UNIXの開発ツール群をWindows環境に移植した物であり、その中の機能の一つとしてGitが使用できる。git-svnやgit-instawebが使えて便利、その反面サービスで起動しメモリを食うので重いとか。GUIツールについて
Gitは基本的にCUI(コマンドライン)からの操作となるので、取っつき難い場合はGUIツールを使用する事で、操作の改善が可能となる。GUIツールは以下の様な種類があるが、今回はCUIとSublime Textで使用する事がメインになりそうなので、下記は使用しません。でも何時か使う時が来るかも…。Visual Studio Tools for Git | MicrosoftのGit拡張アドオン、Visual Studioを使用している人は便利かも。 |
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Tortoise Git | SVN(サブバージョン)の方で有名だったToriesのGit版。 |
SourceTree | 2013年6月リリースの比較的新しめのGUIツール。Googleトレンドで見てもグーンときてます。 |
msysgit(Git for Windows)をインストール
インストールにも色々設定があって面倒な感じ。まず以下からmsysgitをダウンロードしてインストーラーを起動させる。Git-1.8.4-preview20130916.exe:http://git-scm.com/
Select Destination Location
インストール先のフォルダ指定。Select Components
Windows Explorer integration:Windowsのコンテキストメニュー(右クリック)にGitのメニューを追加するかどうか。
コンテキストメニューは汚したくないのでチェックなし。プロジェクト数が多いとか、便利さを求めるならチェックする方が良いと思うがアンインストールしても残るらしい?
Associate .git* configuration files with the default text editor:
Associate .sh files to be run with Bash:
関連付けの設定。.gitファイルと.shファイルを関連付けるかどうか、.gitファイルだけで良いかな。
Use a TruType font in all console windows:
コンソールでTrueTyopeのフォントを使用するか。どっちでもおk。
Adjusting your PATH environment
環境変数の設定、Use Git Bash onlyで良いみたい。Choosing the SSH executable:
SSHの選択Use OpenSSHにチェックのままでおk。Configuring the line ending conversions
以下は使う環境によって変わってくると思うけど、とりあえず変換なしで対応した。Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings:
チェックアウトでCRLF、コミットでLFに変換。
Checkout as-is, commit Unix-style line endings:
チェックアウト変換なし、コミットでLFに変換。
Checkout as-is, commit as-is:
チェックアウト、コミット共に変換なし。
これでインストールは完了。